コミュニケーションツールに求めるもの
こんな記事がバズられている。 クリエイティブな仕事をする人に対して割り込みがいかに生産性を下げるかはいろいろ話題になっていた気がする。
ちょっとコミュニケーションツールのあり方について考えてみようと思う。
「メッセージをいつ読むべきか」は誰が決めるべきか?
「これは電話するほど急ぎじゃないでしょ」とか「これは急ぎだから電話してほしかった」とか、よくありそう。分類するとこんな感じか。
- モラルある送信者により、適切な通知がなされるケース
- 急ぎは電話(リアルタイム・双方向)
- それ以外はメール(非リアルタイム・片方向)
- モラル無き送信者により、不適切な通知がなされるケース
- 急いでいないのに電話
- 急ぎなのにメール
いつ読むかはモラル有る人が決めるべきかもしれないけど、ツールにするなら「送信者」と「受信者」しかいない。
「送信者がモラルがあるかどうか」を「受信者が決める」方式でどうだろう。
モラルを考慮したコミュニケーションツール
概要はこんな感じ。
- ユーザは他のユーザとツール上で「つながる」
- 「つながる」ことで、メッセージを送信しあえる
- Facebookの友達とかそういう感じ
- ユーザは、つながっている相手のモラルの程度を設定できる
- ユーザはメッセージを送信する際、相手にいつ読んでほしいか、というメタ情報を付加して送信する
- ユーザがメッセージを読むに至る動線は以下の3パターン
- リアルタイム(通知あり)
- メッセージを受信したタイミングでポップアップ
- 非リアルタイム(通知あり)
- 定期・定時でポップアップ
- 非リアルタイム(通知なし)
- 自分で見に行く
- リアルタイム(通知あり)
機能的には実現できそうだけど、状況によって「私、あなたのことモラル無いと思ってます」と相手にばれることが問題か。リアルタイム(通知あり)をも無視する「取り込み中」機能とか作ればカムフラージュできるかな。
余裕があればもうちょっとまじめに考えてみようかしら。